メインコンテンツへスキップ

音

ピアノの音が明るすぎる・キンキンするのはなぜ?

キンキンした、耳に刺さるようなピアノの音は、たいていハンマーが硬くなっているか、硬く反響する部屋に置かれているためです。

  • 3分で読めます
  • 音

診断

結論

ピアノの音が明るすぎるのは、長年の演奏でハンマーのフェルトが硬く締まったとき、部屋に硬く反射する面が多いとき、空気がとても乾燥しているときです。じゅうたんやカーテン、ピアノの移動で和らげることはできますが、根本的な解決策は技術者によるハンマーの整音で、調律と一緒に行われることがよくあります。

症状

  • 大きな音が硬く、金属的で、耳に刺さるように聞こえる
  • 高音がキンキン、またはガラスのように聞こえる
  • 弱く弾くのが難しく、小さな音が飛び出してしまう
  • 音が不揃いで、ほかよりずっと明るい音がある

考えられる原因

  1. ハンマーの硬化

    長年の演奏でハンマーのフェルトが圧縮され溝ができると、ハンマーが硬い面のように弦を打つようになります。

  2. 硬く反響する部屋

    タイルの床、何もない壁、大きな窓、少ない家具といった、多くの集合住宅によくある環境は、音の明るさを強調します。

  3. 乾燥した空気

    湿度が低いとフェルトが硬くなり響板が張りつめて、音が鋭くなります。

  4. 工場出荷時の整音

    特に小型のアップライトピアノや一部の新しいモデルでは、明るめに整音されて出荷されるものもあります。

自分で安全に確認できること

  1. 1ピアノの下と周りに厚手のじゅうたんを敷き、部屋にカーテンや柔らかい家具を加えます。
  2. 2アップライトピアノなら壁から5〜10cm離し、少し角度をつけてみます。
  3. 3グランドピアノの屋根は短い突上棒で開けるか閉じ、アップライトピアノの上蓋は閉じておきます。
  4. 4湿度を測りましょう。40%を下回るようなら、部屋で加湿器を使います。
  5. 5特にキンキンする音を記録しておくと、技術者が重点的に調整できます。

やってはいけないこと

  • ハンマーを自分で刺したり針を入れたりしないでください。針の位置を誤ると、音色が永久に損なわれることがあります。
  • ピアノの中にタオルやスポンジを詰めないでください。アクションやダンパーの動きを妨げることがあります。
  • ハンマーのフェルトに液体や柔軟剤を付けないでください。

自分でできる対処と技術者に任せること

たいてい自分で対処できる

  • じゅうたんやカーテンを加える
  • ピアノを壁から離す
  • 屋根を閉じる
  • 部屋の湿度を上げる

技術者に依頼する

  • 針刺しによるハンマーの整音
  • 溝のできたハンマーの整形
  • 明るい音とこもった音を揃える
  • 静かに弾くための弱音装置の取り付け

技術者が行う作業

技術者はハンマーを整音します。硬く溝のできたフェルトを削り、ハンマーの肩の部分に慎重に針を刺してフェルトに弾力を持たせ、音が均一になるまで1音ずつ調整します。全体の整音は通常1〜3時間で、調律の後に行われることがよくあります。

ピアノの弦にはおよそ18〜20トンの張力がかかっています。アクションを開ける、チューニングピンを回す、弦の近くで作業するといった対処が必要な場合は、技術者に任せてください。

よくある質問

明るすぎるピアノの音を柔らかくできますか?

できます。整音でハンマーを柔らかくすると音が温かくなり、部屋の音響対策も効果があります。ピアノがこもりすぎないよう、少しずつ行います。

年々ピアノの音が明るくなってきたのはなぜですか?

ハンマーのフェルトは打鍵のたびに締まっていくため、使ううちに音は自然に明るく硬くなります。定期的な整音でそれを抑えられます。

調律で硬い音は直りますか?

調律でユニゾンの狂いによる硬さは取れますが、硬いハンマーは柔らかくなりません。それには整音が必要です。

明るい音のピアノは集合住宅に向いていませんか?

明るい音のピアノは壁越しによく伝わり、近隣の迷惑になることがあります。整音、じゅうたん、弱音装置で大きく変わります。

ピアノのお悩みに

どこにいても、ピアノをチェックして調律

アプリがピアノの音を聴き取り、各鍵盤が正しい音程からどれだけずれているかを表示し、調律の手順も案内します。修理や整調、本格的な調律には、お近くの資格あるピアノ技術者を探しましょう。

ピアノのお悩みに

どこにいても、ピアノをチェックして調律

アプリがピアノの音を聴き取り、各鍵盤が正しい音程からどれだけずれているかを表示し、調律の手順も案内します。修理や整調、本格的な調律には、お近くの資格あるピアノ技術者を探しましょう。